ルール作り日本も参画を
2018年12月27日の
日経新聞の記事より
東レ社長のお言葉より
今年は脱プラスチックの
機運が高まってきて
素材を扱っている有名な
メーカーのトップとして
苦言を申されています。
プラスチック製品で
例えば食品のストローや
買い物袋等の廃棄が環境
汚染に繋がっているため
廃止論が広まってきている、
衣類の合成繊維について
洗濯機から糸くずが海に流れて汚染している事にはふれていない。
昔から欧米人は金儲けに結びつくような環境対策のルールを設定して世界に広めてきたように思うと。
これに対し日本は金儲け優先ではなく、本当に環境に悪い事柄に対してリサイクル技術を高めたりして
真摯に取り組んできた。
これからの日本はそういう実績や考えを欧米人に主張すべきだと。
また日本の中でも、日本の官僚やNPOは欧米人の顔色ばかりをみて欧米人の決め事をありがたがって
取り組んできたこともよくないと。なぜ必要かの原理原則を考えないで細かな形式を整える細則主義に
陥っていると。 例えば国際標準機構(ISO・・・)がそうである。
これは欧米では製造現場の担い手がころころ変わる工場を稼働させるための仕組みだと。
「答えはいつも現場にある」悪い官僚や経営者も現場を理解しないから制度ばかりに
気をとられて物事の本質を見極められていないのではと。
Q:最近のこの国は、終身雇用の終焉に始まり、個人情報の保護法、政治屋さんの
横暴な制度(ルール作り)により日本の良さが失われる状況が多々発生してきています。
東レの社長が言われる「答えは現場にある」という事の本質を見極める制度作り(ルール作り)を
日本の官僚や経営者は肝に銘じて作って行っていただきたい。
日本は実績をもとに自信を持って世界に向けてルール作りに参画していくべきだとの言葉は心に響きました。