雇用調整助成金の申請
“雇用調整助成金申請”の煩雑化
2020.4.29~5.6まで長期休暇週間が
始まりました。
巷の報道では、企業がコロナウィルスの影響で
売上等が極端に減少する事業者(対象者)のために
国は救済として雇用調整助成金の制度の活用を奨めています。
今回はリーマンショックの時以上にこの制度を
活用される事業者が多くなると思います。
その際の申請ですが慣れていない事業者については
社労士に(有料)任せたり、行政窓口の担当者に何度も聞きながら
煩雑な手順を踏んでやっておられると報道されていました。
弊社も11年前のリーマンショックの際には
この制度を活用させていただき助成金を受給したことがあります。
私が申請時に感じたことは、申請書類に書き込む文言の意味や
助成金の算定式の解りにくさと受給額の少なさと
そして書き込む手順の不親切さでした。
雇用調整助成金額は1人8,330円/日が限度です。
この額は最初にこの制度を制定された時1981年時のままであると
前回は気付かなかったことが、今回は報道でわかりました。
行政の権限のある方たちは、自分たちの待遇や給与、保身、
天下りポスト、60歳定年後の雇用延長や待遇等、
自分たちに関わることは素早く取り組み、
税金を納めている人達のことはゆっくり、解りにくく対処する
制度作りと作業に問題があるように思います。
もっと制度を迅速に作り助成金を早く困っている事業者に支給できるように
行政の方は、分かり易くて簡単な雛形を作るべきです。