派遣業に必要な書類作成のひな形
“派遣業に必要な書類作成のひな形”に関連する
昨日NHKの番組を見て思ったことがあります
働き方改革と称して2,3種類の職場の
ドキュメンタリーを放送していました。
今までの会社の管理職のイメージは入社してから
営業職の場合は売上実績とかを積んで社内昇級試験や
上司の評価によって昇進や待遇も上がっていた事が
これからはジョブディスクリプションというやり方で
成果主義による評価制度の活用で会社を発展させ
変えていく事を良しとする様子が映されていました。
会社は中間管理職を評価、中間管理職は部下を評価し
具体的に指示や目標を掲げて仕事をしてもらうという
スタイルに変わっていく方向性を示していました。
このジョブ型スタイルに着いていけない人材は淘汰されて
厳しい環境を求められていくみたいな様子が映っていました。
私が一つ気になったのが、成果主義はある意味
会社の生産性や利益に直結していて良いのですが
成績にばかり個々の社員が走り出した場合には
皆が周りの社員をライバルと捉えて仕事をすることになり
おいしいところばかりの取り合いにならないか
組織としての一体感や協調性を削ぐことになり
人と人の繋がりも軋轢を生みギスギスしていき
トータルで考えると会社組織としての体を無くすのでは
ないかと思いました。
さて私たち派遣業界も今後は大手の派遣会社に
中小零細の派遣会社は淘汰されていかされようとしています
根源である行政は他人事のようにしか捉えていなくて
いかにして自分たちの作業を減らしていくかしか
考えないような制度設定を進めています。
しかし実際は違うと思います
派遣業の場合は会社の看板で実績が上がるのではなく
個々の戦力と連携によって実績に繋がる業種なのです
これは私が派遣業26年間の経験で感じた事です。
目に見えない人間模様や色んな人間の思考がある限り
最後は会社の看板ではなくて個々の人間性と
互いの信頼関係で良い雇用が生まれるのです。
派遣スタッフに「ありがとう」という言葉を時に与えたり
貰ったりすることの喜びを共有できることで
互いに世の中と繋ぎ合わされていくような業界です。
そんな職種ですので心ある人が世の中の役に立つことを
使命としてやっていけるお仕事を
共に助け合いながら頑張っていきましょう。