派遣業に必要な書類作成
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今日は管轄の需給調整室へ決算報告書を
提出に行ってまいりました。
自社の決算月から3ケ月以内に提出義務があります。
提出書類は簡単で毎年さして変化はありません。
1、労働者派遣事業収支決算書(様式第12号)に
直近の決算書を元に
賃借対照表と損益計算書の
原本と写しを2部
2、関係派遣先派遣割合報告書(様式第12号ー2)
*労働者派遣実績報告の①に
決算対象の1年間の労働者派遣の総労働時間を記入
原本と写しを2部
以上を提出してきました、控えに受領印をいただき
控えとして持ち帰り提出義務を終えました。
巷の問題は3年目の派遣事業許可更新を迎えるにあたり
コロナウィルス感染症の影響もあり収益が激減してる
事業者の一番のネックである資産要件2000万円問題です。
世の中の景気が最悪な中でこの資産要件額2000万円を
決算時で割ってしまい更新条件がクリア出来ない
派遣事業者が多く発生して困っていると思います。
行政の規制緩和は現在効果のある措置ではありません
雇用調整助成金のように前年度の決算で資産要件が
2000万円あれば考慮しましょとの愚策な制度です。
いやいや、現在において資産額が2000万円を
割っているだけで経営的には何の支障もきたしていなく
身の丈で十分に経営はできる状態にもかかわらず
曖昧な資産要件2000万円に何故こだわるのか?
と何度も掛け合いましたが制度を決めている人達からは
なんら良い返答が管轄の窓口に通達されていない状況です。
最悪は許可更新申請が却下された事業所は派遣事業を廃業して
派遣従業員を離職させて対応しなさいと言うことなのでしょうか
(通常は派遣会社の責任になる所ですが今回の場合は
理不尽な制度履行での離職者を生むことになります)
行政のトップはお金がかからない制度の規制緩和措置を
速やかに発令していただきたいと思います。