派遣会社のコロナショック対策

“派遣会社のコロナショック対策”(私の想像)

コロナの影響で経済も下向きになりかけてきました

昔、2008年~2009年に発生したリーマンショックの時は

世の中のマネーゲームによるバブルがが弾けた事が原因で

世界中でお金の価値が急落して経済に影響しました。

私たちの土俵の派遣業も大変な痛手を被りました

バブル景気に踊らされて本業以外に手をだした派遣業者は

その際、閉鎖に追い込まれました。

今回のコロナウイルスの影響はその時よりも多くの産業に

影響が及んでおり、この先派遣業界も影響がでてきます。

嘆いてばかりでは仕方がないので

同業の派遣会社で特に平成30年9月30日からの

法改正により参入された派遣会社様には

最低限、今やっておいた方が良い方法を周知したいと思います。

2020年4月1日からの同一労働同一賃金制度の施行により

派遣先様に派遣契約書(個別契約)の締結を至急にされること

その際には、派遣契約の期間途中に契約解除となるケースが

この先多く見込まれるので、必須文言が入った個別契約書を

必ず締結しておくといいでしょう。

※30日前の契約解除の際は30日分の解雇手当を派遣先は

派遣元に支払うという文言です(厚生労働省が設定の文言です)

これを入れておくと、昔のリーマンショックの時のような

派遣会社と派遣スタッフだけが痛手を負うことが免れると思います。

しかしながら、大手企業や自社に有意な文言を入れているズルイ派遣先は

派遣先が派遣契約書を作成して派遣元に承諾させて契約書を締結されている

ケースもままありますので、派遣元は毅然として2020年4月1日から

施行された「同一労働同一賃金制度」の法改正を大義名分として

派遣先に契約締結をお願いすべきです。