派遣業と雇用情勢
“最近の雇用情勢と派遣業”について
2020.10.3の日経新聞の記事より
コロナウィルス感染症の影響で
企業業績が悪くなって来ていて
非正規社員の雇用調整が本格化してきたと
総務省が10月2日に発表した8月の
労働力調査によると前年同月から
120万人減って完全失業率は3%まで
高まったと、内訳はサービス業のほか
製造業でも減少が目立ってきていると書かれていました。
正規の雇用者数は前年から38万人増えている中身は
高収入待遇のIT(情報技術)業界と
労力に見合わない低待遇の介護業界は
正規社員を増やす傾向であるとも書かれていました。
対照的に派遣社員を含む非正規社員は
企業の調整弁的な位置づけで減少が続いているとの事。
今後は国の助成金制度も徐々に減少していくと
もっと、廃業企業や失業者が増える事になるでしょう。
企業においても先行き不透明な業績予想の中
中々、正社員雇用や長期契約雇用者を増やすことは
現実的には難しいと思います。
ならば私たち派遣業者を上手く使いながら
就業者を増やして行くことで、失業者を助けて
企業も助けて少しずつ前に進める方法が良いと思います。
そのためには大手派遣会社だけに派遣事業を集約させずに
中小零細の派遣会社も活躍できるように現派遣法の制度を
早く緩和していただきたいと思います。
国や厚生労働省は国民を助ける公僕の精神を持って
素早い対応をしていただき前に進むべきです。