雇用調整助成金の申請

“雇用調整助成金申請”について

コロナウィルス感染症の影響で

多くの業種で営業自粛されておられる人たちの

救済方法として緊急雇要調整助成金制度が

儲けられていますが、申請がまだまだ煩雑で

支給申請をしてからの入金も遅いのが難点です。

弊社が4月分の申請を済ませた経験をお知らせしますと

通常業務で必要書類が準備できていたので

必要書類に関しては余り困りませんでした。

ただ、今回は月の途中で制度施行が

コロコロと変更されたことが弊害になり

申請書の区別が煩雑化を招いたように思いました。

今後申請される事業者は最低限、必要な書類として

①出勤簿=従業員が働いた記録

②賃金台帳=従業員に働いた給与明細の原本(離職票にも活用)

③所定労働日数=従業員が年間、月間、働く予定のカレンダー

④本年度の売上額が激減した月と昨年度の同月の売上額

コロナの影響の場合は4月以降が対称となります

⑤平成30年4月~平成31年3月の間の労災保険料の支払い証明

これくらいは最低揃えてるといいでしょう。

あとは、相談窓口に出向いて、具体的に必要書類(最新版)に

仮記入しながら聞くと作成がはかどると思います。

相談窓口の人たちは親切な方が多いです謙虚な姿勢で

対峙していけば気持ちよくスムーズに事が運びます。

基本は助成金をいただく際の考え方として

税金を払っている=国民・事業者としての義務を果たしている

助成金をいただける=権利をありがたく思う

従業員や事業主自身の将来に役立てる心意気

この三つの思いがあれば申請の苦労は概ね緩和されると思います。