コロナウィルス感染症の報道
“コロナウィルス感染症の報道で感じた事”
コロナウィルス感染症問題で巷の報道は
国を司る対場の人の発言や行動に腹立てながら
国会議員と官僚のだらしなさを垣間見ることが出来ました。
特に国の基準の決め方の曖昧さ、決断や行動の誤魔化し方で
明確な指導ができる首相や国会議員・官僚がいない現実がわかり
時代に即した制度設計にしても改革をしていない不甲斐なさ
一番は人命第一という優先順位の意識の欠落状況は
多くの国民に周知されたと思います。
救いは、地方の首長(陰で支える良きとりまきを据えている)の何人かが
人命第一を尊重した対応を指標を示し決断して
実行されている人がおられるということです。
国の制度の不条理さでは弊社も派遣事業を運営していて
経験したことがあります。
例えば、新規での派遣事業の申請をする際に
資産要件が2000万以上(0から始める場合は500万)の
基準を満たさないと、許可が下りない制度があります。
(まず国税・申請金を積んで商売をしなさいと言っている制度)
法人許可を健全に取得していて、手元に300万円ほどの現金資産があれば
身の丈で派遣業を運営できるのです。(但しリスクは少々あります)
この資産要件基準の決め方も、いい加減で根拠がない曖昧な
資産設定をされている最たる一例です。
今後コロナウィルス感染症が終息した暁には
経営を再開される事業者にはチャンスが巡って来ると思います。
なぜならば、国を守るには財源を必要とするからです。
また国に守られている既得権益を持つ人たちは、
自分の身を守るためにお金を稼いでもらう事業者に
頼らざるを得ないと思うからです。
そのためには多くの事業者に稼いでもらい税金を納めて
もらいたいがために規制緩和を勧めるでしょう。
この先、起業する人はそれぞれが社会通念上の価値観に従い
制度を決める立場の人の不条理な理屈に屈しないよう
社会貢献という大義名分と理念に沿って
正々堂々と起業していっていただきたいと思います。
コロナウィルス感染症が終息するまでは
我慢して、前に進む準備をして
共に頑張って生きましょう。